店舗解体にかかる費用は?内訳や事例と安くする方法
お店の閉店や移転が決まったときに店舗解体が必要になるケースが多いですが、一体どれくらいの費用がかかるのでしょうか。
今回は店舗解体の費用とその内訳、そしてできるだけ安く済ませる方法をご紹介します。
店舗解体の費用はどのくらい?
店舗解体の費用相場を把握するのは難しいという実情があります。
これは次のような理由があるからです。
店舗解体の工事内容によって費用は変わる!
店舗解体と言ってもその種類は様々です。
テナントの場合、次に入るお店のために店舗の内装の一部の残すという工事もあれば、すべてを解体することも。
原状回復なのか、スケルトン化するのかなどによって、費用が異なります。
そのため、まずはどんな工事が必要なのかを決めることが費用を知る第一歩になります。
構造によっても費用が変わる
店舗解体の費用は、建物の構造によっても異なります。
簡単に解体できるものであれば費用も安くなりますが、手間がかかるものであれば費用が高くなる可能性があります。
構造に関しては、個人で判断することが難しいため一度業者に調査を依頼して、どのくらいの費用がかかるのかを確認する必要があるでしょう。
費用は業者によって変わる!
店舗解体の費用は、業者によって差が出る場合があります。
店舗解体の工事にどのくらい時間をかけるか、工事にどれだけの人員をさくかによって費用が変わるため、請求される費用も変わるということです。
信頼できる業者を見つけることで、適切な工期と人員で店舗解体を進めることができます。
店舗解体の費用の事例
では、実際にどれくらいの費用がかかるのか、店舗解体の事例とともに見ていきましょう。
今回は、大阪を中心に解体工事を行う業者の事例をご紹介します。
あくまで一例ですので、費用感を把握する参考にしてみてください。
店舗解体事例(1)美容室
工事内容・原状回復工事
工期:3日間
費用:65万円
店舗解体事例(2)コンビニ
工事内容:原状回復工事
工期:5日間
費用:120万円
店舗解体事例(3)小売店
工事内容:原状回復工事
工期:5日間
費用:60万円
店舗解体事例(4)ファーストフード店
工事内容:店舗内装解体
工期:7日間
費用:120万円(厨房機器買取で−20万円)
店舗解体事例(5)アミューズメント施設
工事内容:原状回復工事(スケルトン工事)
工期:120日間
費用:坪単価15,000円〜
※広さは3階から12階までの10フロア、約3,000坪の工事
店舗解体の費用を安くする方法は?
店舗解体は不透明なところも多く、事前に情報を手に入れるのが難しい業界でもありますが、リサーチをしっかりすることで費用を安くすることができます。
次のポイントをおさえて、店舗解体の費用をできるだけ安くしましょう。
業者をしっかりと選ぶ
店舗解体を依頼する業者はいくつかを比較して、しっかりと選びましょう。
店舗解体は業者によって費用だけでなく、仕上がりのクオリティや段取りの良さも異なります。
高品質で安い、工事もスムーズな業者を見つけるためには、いくつかの業者のホームページを見るなどして比較するのがおすすめです。
相見積で費用を比較
店舗解体を行うときには、いくつかの業者から見積りをとって費用を比較するのがおすすめです。
見積りで見ておかなければいけないのは、費用はもちろんですが、サービスの内容や工事の内容です。
費用が他の業者と比較して安い場合は、サービス面で劣っている可能性がありますし、費用が高い場合は付属のサービスを受けることができる可能性もあります。
内容と費用を見ながら、コスパの良い店舗解体業者を探しましょう。
口コミがある業者を要チェック!
ホームページに店舗解体の口コミがある業者は必ずチェックしておきましょう。
口コミは実際の業者の対応や、追加料金などは発生しなかったかなど、リアルな業者の姿を知ることができます。
また、口コミの掲載数が多ければ、それだけたくさんの店舗解体の実績があるということです。
見逃さないようにしておきましょう。
店舗解体は業者選びで費用が変わる!
今回は店舗解体の費用と、安くする方法について解説しました。
しっかり業者を探して、安い費用で高品質な店舗解体を行いましょう。