内装解体とは?工事の手順と費用を安く抑えるための方法
お店のリニューアルや閉店の際に行われる内装解体ですが、どのような工事なのでしょうか?
内装解体がどんなものか理解せずに工事を依頼してしまうのは、少し危険です。
想像していたものと違う仕上がりになっていたり、費用が高くなったりと、失敗をしてしまうこともあります。
そこで今回は、内装解体について徹底解説していきます。
内装解体とは?依頼する前に知っておきたい情報まとめ
内装解体を業者に依頼する前に、どんな工事を行うのか、作業手順や費用帯を知っておく必要があります。
内装解体とは?
内装解体工事は、店舗やテナント、事務所などを閉店やリニューアルなどの理由で退去する際に、元あった状態に戻す工事のことを指します。
美容院・飲食店・オフィス・コンビニ・カフェなど内装解体を行う業種は様々ですが、業者によって得意な業種業界がある場合もあります。
内装解体は大きく分けて下記の2つに分類されます。
原状回復
原状回復工事は、その名の通り元の状態に戻す工事です。
賃貸やテナントであれば、入居時の状態にしてオーナーに返却を行います。
入居時から大きく内装を変更した場合などは、業者に依頼して原状回復工事を行う必要があると言えるでしょう。
スケルトン工事
スケルトン工事は、建物の構造以外の部分をすべて取り払う工事を指します。
間仕切りや天井、床や壁紙など設置されているものや貼られているものはすべて取り払います。
内装解体の中でも、原状回復工事とスケルトン工事では施工内容が異なりますので、どちらが必要かしっかり確認しましょう。
仮に、スケルトンの状態で店舗やテナントを借りた場合に原状回復工事を求められたときは、スケルトン工事を依頼する必要があります。
内装解体業者に依頼する場合は、どんな工事を依頼したいのかをはっきりさせておくと、トラブル防止にもつながります。
内装解体工事の手順は?
内装解体工事を行う手順は業者によっても異なりますが、大半の業者は下記のフローで行うことが多いでしょう。
1.現地調査
業者に内装解体の依頼をした場合、まずは現地にスタッフを派遣してくれます。
工事が必要な箇所や、広さなどを確認してくれます。
大半の業者は現地調査の際に立ち会いが必要なので、スケジュールを空けておきましょう。
2.見積り
調査の内容を元に内装解体工事にかかる費用を見積書として送付してもらいます。
内装解体工事の費用面が心配な場合は、いくつかの業者に見積りを依頼してみるのもおすすめです。
見積りは基本的に無料で行っている内装解体業者が多いので、相見積もりを行いましょう。
3.契約
見積りの内容を確認したら、契約です。
内装解体工事を行う日程や、工事の期間を決めます。
4.近隣へのあいさつ回り
内装解体工事は大掛かりな工事になることも多く、重機を使用したり騒音が発生する可能性もあります。
そのため、近隣へのあいさつ回りはマナーです。
あいさつ回りは、内装解体業者が請け負ってくれる場合もありますが、自分で行う必要があることも。
この費用も見積りの中に入っているか確認しておくと安心です。
5.着工
諸々の準備が完了したら内装解体工事の開始です。
内装解体工事は立ち会いが不要で業者にすべて任せることができる場合がほとんどです。
6.工事完了
建物の規模や工事の内容によって変化しますが、1日〜3日で内装解体工事は完了します。
大型の建物やマンションなどの場合は、もう少し期間がかかる可能性があるので注意してください。
7.不用品の処理
内装解体工事で発生した不用品や産業廃棄物の処理も内装解体業者が行います。
こちらも見積りに費用として含まれているか確認しておきましょう。
内装解体の費用を安くするためのポイント
内装解体工事を行うときに気になるのは費用ですよね。
できるだけ安くおさえたいというときには、業者選びの際に次のところに注目してみましょう。
・相見積りで業者を比較
先程もお伝えしたように、内装解体業者は見積り無料のところが多いため、いくつかの業者から見積りをとって、比較してみると良いでしょう。
できるだけ見積り内容が明朗で、どこにどれだけの費用がかかっているのかがかわる業者を選んでおくと安心です。
こちらでは大阪の内装解体業者の比較を行っています。
・工期が短い方が費用が安い
内装解体工事は工事にかかる期間が短ければ短い程費用が安くなります。
費用を抑えたい場合は、スピーディーに工事を行ってくれる業者を選びましょう。
まとめ
今回は内装解体工事について、工事の手順や費用を抑える方法をご紹介しました。
店舗や事務所はその後の受け渡しのために、できるだけキレイに素早く内装解体工事をすることが大切です。
丁寧な施工ができる内装解体業者を探しましょう。